本屋

私の子供時代の中古品販売といえば、近所にあった古本屋さんでした。コミックを中心に色々な本が販売されていました。どうせ1回もしくは2回ほどしか読まないものだからとたまに買いに行ったものでした。

学生時代になり、古本屋さんが不要になった本を買い取ってくれることを知り、自宅にあった見なくなった本を持っていきました。大半の本が数十円でしか買い取ってくれない中、定価800円くらいだった写真中心のボクシング雑誌を500円で買い取ってくれたのには驚きでした。この時、ニーズのある本は高く買ってくれることがわかりました。

その後CDやゲームソフトが中古市場に出回り始めました。新品だと結構高いものが半額前後で帰るのは嬉しかったです。更に中古で買ったゲームソフトを買い取ってもらったりしていました。ゲームソフトも人気ゲームは高く買ってくれました。

やがて中古市場は拡大を続けますが、古着だけは抵抗がありました。誰が来ていたものかわからないし、特にフリーマーケットなどは見るのも嫌でした。それが友人から、中古のジーンズやズボンを300円で売っていて、いつも買っているという話を聞きました。

このころ私は、中高年特有のメタボ気味で年々ウエストサイズが大きくなっていました。2年前に買ったズボンが閉まらないとかで、せっかく買ったのにもったいないと思ったほどでした。そこで、リユースショップに行って見ることにしました。

綺麗に並べられ、中古品といえども見た目は全くの上等でした。試着しながら自分のウエストに合うジーンズとコットンパンツを選びました。しめて600円の消費税でした。新品だったら安く見積もっても2本で5000円はします。これをきっかけに中古品に対する見方が大きく変わりました。

釣りが趣味の私は、新品を購入しているのは釣り糸と針くらいで、残りはほとんど中古品をネットで購入しています。特にロッドなどは、新品では数万~十数万しますが、中古品は数千円から1万ちょいです。

また中古品として販売されているものは、画像さえきちんと見れば品質の良し悪しはわかりました。更に、シューズや身の回り品まで中古品を買うようになりました。調べれば調べるほど、中古品はいくらでもあります。サイズが気になる身に着けるもの以外は、実店舗に行かなくともネットで買い物が出来ます。

このように今や中古品市場は完全に市民権を得たと思います。最近は欲しいものは新品で買えなくなった自分が今あります。しかし中古市場が増えれば増えるほど、日本経済の好転はないのではと思ったりします。